映画『ハルカナ』特別対談
Reflections After the Kisei Ceremony
石田正勝監督 × 夏川愛実
第50期棋聖戦就位式を終えて
(ホテル椿山荘TOKYOにて)

東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で行われた 第50期棋聖戦就位式に 監督の石田正勝と、主演の夏川愛実が 参加させていただきました。
会場ではプロモーション映像の上映も行われ、多くの棋士・関係者の皆さまに作品をご紹介する貴重な機会となりました。
就位式を終えた後、ホテルの一室にて、石田正勝監督と出演のあみさんが当日の感想や印象に残った出来事、そして『ハルカナ』への想いについて語り合いました。
緊張感のある式典の空気、棋士の先生方との交流、そして全国へ作品を届けたいという願い――。
その余韻が残る中で交わされた対談を、ぜひご覧ください。

棋聖戦就位式を終えて ― 映画『ハルカナ』対談全文
石田監督:
はい、改めてお疲れ様でした。
夏川愛実さん:
お疲れ様でした。
石田監督:
つい先ほど、第50期棋聖戦就位式が終わって、食事やご挨拶も終えて、ホテルの部屋に戻ってきました。
まず率直に……就位式、どうでしたか?
夏川さん:
いや〜緊張しましたね。本当に。
石田監督:
緊張しましたね。
夏川さん:
まさか祝辞と花束贈呈を任せていただけるとは思っていなくて……。本当に緊張しました。
石田監督:
でもすごく良かったですよ。
夏川さん:
ありがとうございます。
人前に立つこと自体は、アイドル時代から経験してきたんですけど、ホテルの宴会場で、ああいう格式ある場の空気感ってまた全然違うんですよね。
しかも今回は、一人で話す場面もあったので、今まで経験したことのない緊張感でした。
石田監督:
いや、僕の方がガチガチでしたよ(笑)。
カンペの字が見えなくなるくらい緊張してました。
夏川さん:
まさかここで老眼問題が来るとは(笑)。
石田監督:
本当に独特の空気感でしたね。
ちゃんとした服装で行って良かった(笑)。
石田監督:
でも、祝辞の中でちゃんと対局のことも盛り込んで話されていて、さすがだなと思いました。
夏川さん:
ありがとうございます。
石田監督:
本当に助かりました。
2人だったから良かったですよ。僕1人だったら大変でした。
夏川さん:
無事終わって良かったですね。
石田監督:
プロモーション映像も2回流していただいて、反応も良かったですね。
夏川さん:
そうですね。「映像を見て、さらに観たくなりました」って声をたくさんいただけて嬉しかったです。
石田監督:
YouTube登録者数も増えましたしね。
夏川さん:
名刺交換もたくさんできました。
石田監督:
北海道から来られていた方もいましたよね。
夏川さん:
「ぜひ北海道でも上映してください」って言ってくださって。
石田監督:
実は今、北海道方面も少し計画中なんですよ。
札幌になるか、小樽になるかはまだ分からないんですけど、北海道でも上映できたらいいなと思っています。
夏川さん:
舞台挨拶、もし可能ならぜひ行きたいです。
石田監督:
ぜひ、よろしくお願いします。
石田監督:
それと、坂出ででの舞台挨拶も、当初より参加人数が増えそうなんですよ。
せっかくだから、来てくれる方みんなステージに上がってもらえたらいいなと思っていて。
夏川さん:
賑やかな方がいいですよね。
石田監督:
そうなんです。ステージに人が並ぶと華やかになりますし。

石田監督:
今日、印象に残った先生方っていますか?
夏川さん:
以前お会いしたことのある安田先生ともまたお会いできましたし、向こうから話しかけてくださって嬉しかったです。
対局中はすごく静かな印象だったので、実際にお話すると柔らかくて優しい方なんだなって感じました。
石田監督:
僕は石田芳夫先生にお声がけいただいたのが、本当に嬉しかったですね。
実はどこか雰囲気がおじいちゃんに似ていて、勝手に親近感を感じていたんです(笑)。
しかも映画の中にも「石田先生の手筋辞典・・・」というセリフが出てくるので、不思議なご縁を感じました。
夏川さん:
虎丸先生も優しかったですよね。
記念撮影の時に、緊張している私たちにそっと声をかけてくださって。
石田監督:
MCの方から「もっと笑顔で」って言われてたもんな(笑)。
夏川さん:
そうなんです(笑)。
緊張しすぎて、逆にどういう顔をしていいのか分からなくなってしまって。
石田監督:
でも先生方が自然に話しかけてくださったおかげで、かなり助かりましたね。
夏川さん:
はい。本当に皆さん温かかったです。
石田監督:
それと張栩先生から『ワリコミ詰碁』の本もいただきましたね。
夏川さん:
いただきました。ありがとうございます。
石田監督:
あれ、めちゃくちゃ面白いんですよ。
普通の詰碁とはちょっと違って、「割り込んだ後どう打つか」を考える問題なので、独特なんです。
夏川さん:
“割り込み”って言われると、ずっと割り込みを探しちゃいますよね(笑)。
石田監督:
そうそう(笑)。
ぜひ皆さんにも読んでいただきたいですね。

夏川さん:
あと、ホテル椿山荘東京も本当にすごかったです。
石田監督:
すごかったですね。
夏川さん:
部屋に入ってまず広さに驚いて、カーテンが開いた瞬間、景色がバーッと広がって……感動しました。
石田監督:
庭園もすごいですしね。霧の演出とか。
夏川さん:
幻想的でした。
ホテルの方に「時期によってはホタルも見られますよ」って教えていただきました。
石田監督:
いつか『ハルカナ』が大ヒットして、キャストみんなでここで打ち上げできたら最高ですね(笑)。
夏川さん:
やりたいですね(笑)。
石田監督:
今後は、もっと全国いろんな場所へ作品を届けていきたいと思っています。
劇場だけじゃなく、公民館や地域ホールなどでも上映できたらいいなと。
夏川さん:
“観たい”と思ってくださる方の想いが本当に嬉しいですよね。
石田監督:
そうなんです。
「うちの地域でも上映してほしい」って言ってくださる方の熱量には応えたい。
機材を車に積んで、自分で各地を回ってでも届けたい気持ちがあります。
夏川さん:
素敵ですね。
石田監督:
『ハルカナ』を、より多くの方へ届けていけるよう、これからも頑張っていきます。
夏川さん:
上映会場で皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。
石田監督:
本日はありがとうございました。
夏川さん:
ありがとうございました。
第50期棋聖戦就位式にて、映画『ハルカナ』のプロモーション映像が上映され、多くの棋士や関係者の皆さまに作品をご紹介する貴重な機会となりました。
会場では映像上映後、「ぜひ観てみたい」「上映を楽しみにしています」といった声を多数いただき、YouTube登録者数の増加や新たなご縁にもつながりました。北海道や熊本など、各地から「ぜひ地元でも上映してほしい」というお声もいただき、全国への広がりを実感しています。
また、棋士の先生方や関係者の皆さまとの交流もあり、作品への期待や応援の言葉を直接いただけたことは、制作チームにとって大きな励みとなりました。
現在『ハルカナ』では、全国各地での上映や舞台挨拶を目指して準備を進めています。劇場上映だけでなく、地域のホールやイベントスペースなど、より多くの方に作品を届けられる形も検討中です。
“囲碁”を通して描かれる、人と人とのつながりや、自分自身と向き合う物語――
『ハルカナ』を、これからさらに多くの皆さまへ届けてまいります。どうぞ応援よろしくお願いいたします。
